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薬剤耐性に緊急の行動が必要: WHOから世界保健デーのメッセージ

4月7日がWHO設立を記念した世界保健デーであり、今年のテーマが 「薬剤耐性の脅威―今動かなければ、
明日は手遅れに―」 となったことは既報のとおりですが、世界保健デー当日にあたり 「薬剤耐性に緊急の行動が
必要」 と題するリリースが発表されました。


ジュネーブ発2011年4月6日ニュースリリースの要約
感染症の治療薬(抗生物質、抗菌薬)に対する世界規模での薬剤耐性化が拡大、深刻になっており、将来の
世代のために今すぐの緊急の取り組み、行動が必要である。各国政府やそのパートナーにWHOが示した方針は
次の6点である。

・ 予算の裏づけのある国の包括的なプランを作成し、実行すること
・ (薬剤耐性化の)調査および試験研究のキャパシティを強化すること
・ 品質が確保された必須医薬品が使えるよう確保すること
・ 医薬品の妥当な使用を推進しまた調整すること
・ 感染症を予防し制御することを強化すること
・ 新しいツールの研究開発および革新を促すこと

各国政府が取り組むことはもちろんであるが、医師は機械的で不必要な処方を止め、患者もいたずらに薬を要求
することを控えて貢献できる。医療関係者は院内の感染拡大防止することで貢献ができる。このように誰もが
薬剤耐性化の防止に貢献できるのである。さらに生産される抗生物質の半分は動物治療や、飼料生産に使われて
いることから農業を含めたこれらの専門家との間の協力が重要である。今日、抗菌剤の研究開発費は少ないので
産業界を刺激する革新的なインセンティブの枠組みを創ることが必要である。

  リリース(英文)はこちら
  → http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2011/whd_20110406/en/index.html
    リリース全文和訳(協会仮訳)が必要な方は事務局までご連絡ください

  6方針(英文)についてはこちら
  → http://www.who.int/world-health-day/2011/policybriefs/en/index.html

  WKCのホーム頁からは薬剤耐性の日本語パンフレットがダウンロードできます
  → http://www.who.or.jp/whd2011j.html

平成23年4月11日
社団法人日本WHO協会