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携帯電話の電磁波について

5月31日国際がん研究機関(IARC、フランス・リヨンにあるWHO本部直属のがんに関する研究機関)から、
携帯電話を長時間耳に当てて使用することは、神経膠腫などのがん発生の危険性を高める可能性があり、
発がん性の可能性について5段階に、グループ1:発がん性がある、グループ2A:おそらくある、
グループ2B:可能性がある、グループ3:あるかどうか分類できない、グループ4:おそらくない、
と分類するなかでの、グループ2Bに該当すると発表しました。
IARCでは、様々な化学物質等環境因子についてその発がん性を調査し分類したデータを公表しており、その中
では、たばこは自分で吸わない受動喫煙でもグループ1に属し、同じグループ2Bには身近なものではコーヒー
が属しています。
多くの研究論文を検討したうえ、根拠としては未だ限定的であり、更なる研究が必要だとしていますが、少しでも
健康に害を及ぼす可能性があるとすれば、早めに注意喚起しておこうとの姿勢で発表されたものだと思われます。
既に全世界で50億台が利用されている携帯電話、過度に恐れる必要もないと考えられますが、リスクがゼロでは
ないことをも理解したうえで使用していくことが求められているのではないでしょうか。イヤホンマイクなどは、
電磁波の影響力が発信部からのわずかな乖離距離でも大幅に減少することも考慮すると、実際的に不安要素を
減らす工夫となるのかもしれません。

IARCの発表はこちらから(英文)
http://www.iarc.fr/
  ニュースリリースの日本語(協会事務局仮訳)が必要な方はご連絡ください

発がん性分類リストはこちらから(英文)
http://monographs.iarc.fr/ENG/Classification/index.php

平成23年6月1日
社団法人日本WHO協会事務局