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食品安全 5つの鍵

WHOの誕生日に当たる4月7日は世界保健デーです。
今年のテーマ「食品安全Food safety」については、産地から食卓までfrom farm to plate、原料の生産、収穫から加工、輸送等、国境を超えた様々な流通過程を経て、更に料理店や家庭での調理、配膳で食事に至るその夫々の段階で、安全を脅かす様々なリスクが存在し、国際的社会的な連携を含めた広範囲で多様な、取り組みが求められます。
例えば内閣府食品安全委員会の構成をみますと、化学物質系として、○添加物、○農薬、○動物用医薬品、○器具・容器包装、○化学物質・汚染物質、生物系として、○微生物・ウィルス、○プリオン、○かび毒・自然毒等、新食品等として、○遺伝子組み換え食品等、○新開発食品、○肥料・飼料等、に専門調査会が分かれており、これをみても食品に含まれる人体に有害な物質等リスクが如何に多様であるかが分かるのではないでしょうか。
リスクを評価し規制し管理する仕組みづくりなど政策的な取り組みが必要ですが、それとともに食品関係の業務に携わる関係者や消費者自身が正しい知識と意識を持つことも食品に関連した疾病予防のためには重要であり、啓発のために基本的事項をシンプルにまとめ分かりやすく伝える観点からWHOでは、「5つの鍵」の啓発ツールが作られ、グローバル戦略として啓発活動が続けられてきています。
特に一般市民向けに食品安全として心がけるべきことは「食品をより安全にするための5つの鍵Five Keys to safer food 」にまとめられています。
(1) 清潔に保つ
(2) 生の食品と加熱済み食品とを分ける
(3) よく加熱する
(4) 安全な温度に保つ
(5) 安全な水と原材料を使う
この5つの鍵について、各項目内容を分かりやすく解説したマニュアルも作られています。 2006年に作成されたマニュアルは、国立保健医療科学院で日本語に翻訳されており、WHOホームページからもダウンロードすることが出来ます。
また、「5つの鍵」プログラムの中では、旅行者向けや農業生産者向けの啓発ツールなども作成されています。
世界保健デー2015の告知リリースはWHOホームページのこちら (英語)
5つの鍵プログラムについて詳しくはWHOホームページのこちら (英語)
Five Keys to safer food マニュアル (日本語版を含む) はWHOホームページのこちら
食の安全に関するWHOファクトシート日本語版はこちら

平成27年4月7日
公益社団法人日本WHO協会 事務局