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エボラ終息宣言


1月14日、WHOはリベリアにおけるエボラウイルス症感染の終息を宣言しました。
昨年末にはギニアでの終息も宣言されており、これにより西アフリカのシオラレオーネ、ギニア、リベリア3国で約2年にわたり累計28,601症例、死者11,300人の猛威をふるったエボラ流行に一応の終止符が打たれことになります。しかしながら、リベリアにおいては昨年も2回「最終感染者が2度の検査で陰性を示してから42日経過」という条件を満たした宣言のあとに新規感染者が発生したこともあり、また回復した患者の精液などには相当長期間ウイルスが残ることも確認されているなど、再燃可能性への引き続いての監視警戒が必要であるも付言されています。
また、回復患者や家族への偏見差別などの問題やエボラ流行により毀損脆弱化した保健医療医療体制の立て直しなどの問題、更には初期対応混乱の反省から今後の新規感染症に緊急対応する国際体制整備の問題など様々な課題が残されていることにも留意する必要があります。

WHOのエボラ終息を伝えるリリースはこちら (英語)
国別累計患者数等の状況を示す最新(1/6付)エボラ状況報告はこちら (英語)
エボラウイルス症についてのファクトシート日本語版はこちら

平成28年1月15日
公益社団法人日本WHO協会 事務局