家族計画・避妊方法
重要事項
- 2019年において、世界の妊娠可能な女性19億人(15~49歳)のうち、11億人が家族計画の必要性があるとしています。そのうち8億4200万人が避妊法を使用していますが、2億7000万人が避妊をしていません[1,2]。
- SDGの指標3.7.1に適合する家族計画の実施割合は2019年には世界的に75.7%でしたが、中西アフリカでは必要な家族計画の半分以下しか実施されていませんでした[1]。
- 妊娠とHIVを含む性感染症の両方を予防できるのは、避妊法であるコンドームのみです。
- 避妊することで、子供の数と妊娠間隔を決めることができ、人間の権利を護ります。
[1] Kantorová V, Wheldon MC, Ueffing P, Dasgupta ANZ (2020) Estimating progress towards meeting women’s contraceptive needs in 185 countries: A Bayesian hierarchical modelling study. PLoS Med 17(2):e1003026.
https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1003026
[2] United Nations, Department of Economic and Social Affairs, Population Division. Family Planning and the 2030 Agenda for Sustainable Development. New York: United Nations.
ⓒWorld Health Organization
文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。