ヒト・パピローマウイルス(HPV)と子宮頸がん

重要事項

  • ヒトパピローマウイルス(HPV)は、世界中で非常によくみられる一群のウイルスです 。
  • 100 種類以上の HPV があり、そのうち少なくとも 14 種類はがんを引き起こします(高リスク型としても知られる) 。
  • HPV は主に性的接触によって伝播し、ほとんどの人は性行為が始まった直後に HPVに感染します。
  • 子宮頸がんは、特定の種類の HPV による性感染症によって引き起こされます。
  • 2 つの HPV 型(16 型および 18 型 )は、子宮頸がんおよび前がん性子宮頸部病変の 70% を引き起こします。
  • HPV と肛門、外陰部、腟、陰茎、中咽頭のがんとを関連づけるエビデンスもあります。
  • 子宮頸がんは、発展途上地域に住む女性に2 番目に多いがんであり、 2018 年には推定 57万人が新たに発症し ました(世界中の新規症例の 84%)。
  • 2018 年には、約 311,000 人の女性が子宮頸がんで死亡し、そのうち 85% 以上が低・中所得国で死亡しています。
  • 包括的な子宮頸がんのコントロールには、一次予防(HPVに対するワクチン接種)、二次予防(前がん病変のスクリーニングと治療) 、三次予防(浸潤性子宮頸がんの診断と治療)および緩和ケアが含まれます。
  • HPV16 および 18 を防御するワクチンは WHO が推奨しており、多くの国で使用が承認されています。
  • 30 歳以上の女性における前がん病変のスクリーニングおよび治療は、子宮頸がんを予防するための費用対効果の高い方法です。
  • 臨床試験および市販後のサーベイランスにより、HPV ワクチンは非常に安全で、HPV感染の予防に非常に効果的であることが示されています。
  • 子宮頸がんは早期に診断されれば治癒することができます。

   

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :ヒトパピローマウイルスと子宮頸がんワクチンについて (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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