小頭症

重要事項

  • 小頭症とは、新生児の頭部が生まれつき小さいか、出生後に頭部の成長が止まる状態をいいます。
  • 小頭症は稀な疾病です。数千人に1人、小頭症の赤ちゃんが生まれます。
  • 赤ちゃんが小頭症かどうかの判定は、生後24時間の頭囲をWHOの成長基準と比較し、乳幼児早期における頭部の成長度合を継続的に測定するのが最も確実な方法です。
  • 小頭症の赤ちゃんは、痙攣を起こしたり、成長に伴って身体的障害や学習障害が出てくることがあります。
  • 小頭症として生まれるかどうかを調べる特異的な検査法はありませんが、妊娠第3期(7か月以降)での超音波スキャンでこの問題を確認出来ることがあります。
  • 小頭症に対する特異的な治療法はありません。

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい。

厚生労働省検疫所ホームページ :小頭症(ジカウイルス感染症の関連を含む)について (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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