テドロス事務局長は、第 78 回 世界保健総会における WHO の 3 つの 10 億目標「10 億人以上の健康とウエルビーイングの向上」に関する報告の中で、全死亡者の 24 % が化学物質、廃棄物、汚染などの変更可能な環境要因に関連しているという、あまり認識されていない事実に言及しました。
日常的に取引されている 10 万種類以上の化学物質のうち、その有害性に関する情報が不足している化学物質は、事故や漏出などでこれらが環境に放出された場合の対応など、多くの課題が生じています。
化学物質による事故を安全かつ効果的に管理できる医療従事者、緊急対応要員、技術パートナーの能力強化を図るため、WHO は、化学物質の危険性に関する 4 部構成の新しいオンライン学習シリーズの開発を開始しました。
これらのコースは、WHO アカデミープラットフォームで無料で利用可能であり、最大の効果を得るために順序通りに修了するように設計されています。
- コース 1、化学物質の危険性 第 1 部 : 化学物質の危険性入門
- コース 2、化学物質の危険性 第 2 部 : 評価の要素
- コース 3、化学物質の危険性 第 3 部 : 現場での即時対応
- コース 4、病院現場での対応 (開発中)