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予防接種に関する戦略的アドバイザリーグループ (SAGE) 、2022年10月報告書 (その2)

《ワクチンアライアンスGaviからの報告》
● Gaviは、ゼロドーズアジェンダを増強し、資金調達と実施を加速するためにプロセスと政策を合理化 ・ 調整し、パートナーシップを強化 ・ 拡大することによって、各国を支援しています。

● 最新のGavi戦略 (Gavi 5.1) では、統合的アプローチによるキャッチアップ予防接種の支援と、「COVID-19」パンデミックの悪影響を受けたヒトパピローマウイルス (HPV) ワクチンの再接種に与えられた優先度が改めて強調される予定です。

● Gaviは、ポリオ撲滅プログラムで学んだゼロドーズ児への到達に関する教訓を生かしながら、引き続いてポリオ撲滅活動を支援します。

● Gaviは、規制当局の認可が下り、政策提言が出されれば、ウガンダで発生したスーダン ・ エボラウイルス感染症に対応するための有効なワクチンの入手を加速する準備が整っています。

《IA2030の実施の進捗状況》
● 2022年IA2030技術進捗報告書、SAGE2022が発表されました。 2021年、世界の予防接種は再び後退を余儀なくされましたが、これは主に「COVID-19」パンデミックによる混乱が続き、COVID-19ワクチン展開に注力した結果、通常の保健サービス提供からリソースが流用されたことが原因でした。

● 2018 – 20年に排除を達成したと確認されていた10カ国で麻疹が再興し、排除目標がさらに後退する可能性があります。 麻疹 ・ 風疹イニシアチブのIA2030 (予防接種アジェンダ2030) への統合は、予防接種プログラム強化のために世界、地域、国レベルでのパートナーの協調行動を促進し、疾患別イニシアティブと必須予防接種の適切な連携を確保し、未接種 ・ 未接種の子どもを特定し予防接種するためのトレーサーとして麻疹を最適に利用する機会となります。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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