国連は先に、「健康な高齢化の 10 年」の要約を公表しましたが、今回それに引き続いて測定、モニタリング、評価に関する技術諮問グループ (technical advisory group : TAG) を新たに設置しました。
20 人の専門家からなるこの学際的なグループは、「健康な高齢化の 10 年」とその 4 つの行動分野に関わる測定作業を進め、データのレビューと評価を行い、提言を行います。
- 年齢と加齢に対する考え方、感じ方、行動を変えること
- 地域社会が高齢者の能力を確実に育むこと
- 高齢者個々人を中心とした統合ケアとプライマリヘルスサービスの提供を行うこと
- 高齢者が利用できる長期ケアの普及を行うこと
(備考) このTAGには、日本から近藤克則氏 (日本老年学的評価研究機構 代表理事. 千葉大学教授)が参加されています。