女性に対するパートナーからの暴力は、女性とその子どもたちの身体 ・ 精神の両面にわたる健康に短・長期的に多くの悪影響を及ぼす世界的な公衆衛生問題です。持続可能な開発目標 (SDGs) は、目標 5.2 でその撲滅を求めています。
世界的に見ると、 15 ~ 49 歳の結婚歴のある女性の 27 % が、生涯において身体的または性的、あるいはその両方の暴力をパートナーから受けており、13 % が調査前の過去 1 年間にそのような被害を経験したと推定されます。 最大に見積もると 15 ~ 49 歳の 4 億 9,200 万人の既婚女性が、15 歳以降に少なくとも一度はパートナーからこの種の暴力を受けたことがあることになります。 また、世界では、殺された女性の 38 ~ 50 % がパートナーによって行われたものと推定されています。
政府、社会、地域社会は、女性に対する暴力を減らすために、COVID-19後の復興努力で取り組むことも含め、留意し、より多くの投資をし、緊急に行動する必要があります。