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WHOのデジタル技術への取組み

テドロス事務局長は、「デジタル政策を行動に移す」イベントの開会挨拶を行いました。
要旨は以下の通りです。

1 ) グローバルヘルスにおいてデジタル技術は長年にわたり、重要な役割を担ってきており、パンデミック時には、デジタル技術がコンタクト ・ トレース (接触調査) や遠隔地でのケア等に活用された。

2 ) 5 年前にはWHOにデジタルヘルスに焦点を当てた専門部署がなく、WHOの変革の一環として、デジタルヘルス & イノベーション部門を設立した。

3 ) 2 年前、「デジタルヘルスに関するリヤド宣言」を策定し、同年、WHOの加盟国は、デジタルヘルスに関する 5 年間のグローバル戦略を採択した。

4 ) パンデミック時には、60 社以上のテクノロジー企業やソーシャルメディア・プラットフォームが集まる月例会議を開催し、1500 万人以上に正確な情報を提供するチャット ・ ボット (AI自動応答ロボット) を確立した。

5 ) 国際電気通信連合(ITU)とともに、健康のための人工知能の倫理とガバナンスに関するガイダンスを発表した。

6 ) WHOは、保健サービスへのアクセスを向上させ、健康アウトカムを改善するために、各国がデジタル技術を優先し、統合し、規制することを支援することに引き続き尽力していく。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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