マニラでWHO西太平洋地域委員会が24日開幕しました。 テドロス事務局長の挨拶の要旨は以下の通りです。
- この地域の高齢者の 80 % 以上が、現在、完全なワクチン接種を受けており、これは世界のどの地域よりも高い割合であることは、非常に喜ばしいことです。 SARS、MERS、H5N1、H1N1、その他の大流行の経験から得た「筋肉の記憶」が、この地域の多くの加盟国の準備と対応に役立ったのです。
- 加盟国は現在、パンデミックの予防、準備、対応に関する法的拘束力のある新たな国際文書の交渉を行っています。 この地域の加盟国に対し、この交渉に積極的に参加することを強く求めます。
- 世界銀行に「パンデミック予防 ･ 準備 ･ 対応のための金融仲介基金」が新たに設立され、WHOが技術諮問委員会の議長を務め、技術的リーダーシップを発揮しています。 我々は、国際保健規則の中核的な能力を実施するための触媒的かつギャップフィリングのための資金を支援するために、すべての加盟国がこの基金に投資することを強く求めます。
- 「トリプル 10 億」ターゲットと持続可能な開発目標に向けて前進するために、今後 5 年間の 5 つの優先事項を詳細に説明しました。
- 健康の促進 Promoting health
- 健康を提供すること Providing health
- 健康を守る Protecting health
- 健康に力を与える。Powering health
- 健康のためのパフォーマンスperforming for health
