パンデミック基金に関するG20財務 ・ 保健相会議でのテドロス事務局長挨拶の要旨は下記の通りです。
《要旨》
- COVID-19の次のパンデミックは、「もし」ではなく「いつ」の問題。
- 気候変動などはすべて、私たちがひとつの国際社会として協調して行動を起こさない限り、疫病やパンデミックの深刻度など拡大の一途をたどる。
- COVID-19の痛ましい教訓を学び、対策を講じなければ、私たちが耐えてきた苦しみや損失は無駄に終わる。
- WHOは健康上の緊急事態へのグローバルな体制を強化するための 10 の重要な提案を盛り込んだ白書を発表した。
- 加盟国が国際保健規則をその基盤として維持し、新たな国際協定によって補完する必要性を確認したことは大きい (現在、各国はこの協定について交渉中) 。
- パンデミック対応の新しい基金設立を提案することは重要。 この基金の成功で、人々がより健康で安全、公平な未来を築くためにWHOの役割を果たす。
- WHOはIHRの管理者として、技術諮問パネルの議長として中心的な調整役を担い、理事会に技術的なリーダーシップとガイダンスを提供できることを期待する。