12月 8日、スーダン ・ エボラウイルスに対する 3 種類のワクチン候補のうち、1 つがウガンダに到着しました。 これらは、「Solidarity Against Ebola」または「Tokomeza Ebola」と呼ばれる臨床試験で評価される予定です。
2015年の西アフリカのエボラ出血熱発生時にギニアで第 3 相試験開始までには、宣言からワクチン到着まで 7 カ月を要しましが、成果は大であり、当時の歴史的な記録となり、西アフリカの大流行や最近ではコンゴ民主共和国での流行の原因となった「ザイールエボラウイルス」に対するワクチンの安全性と有効性が評価されました。
しかし、ウガンダで現在流行している「スーダン ・ エボラウイルス」に対するワクチンは認可されていないため、臨床試験が必要になったのです。
今回は、9月20日に発生が宣言されてわずか 79 日後に 1200 人分の候補ワクチンが現地に到着し、世界の発生対応能力において歴史的な出来事だったと言えます。
このワクチンは、WHOの独立専門家委員会から試験用に推薦された 3 つの候補のうちの1つです。 Sabinワクチン研究所のChAd3-SUDVです。 他の 2 つは、オックスフォード大学 / ジェナー研究所 / インド血清研究所のcAdOx1 biEBOVとMerck / IAVIのSV-SUDVで、用量が到着次第試験に追加される予定です。
このマイルストーンの達成は、WHOのこれまでの準備の結果であり、また、米国、英国、その他の政府からの投資、そしてWHOがウガンダ政府、ワクチン研究者、メーカー、資金提供者、規制当局、その他を結集したアプローチの成果でもあります。 製造業者は記録的な速さでワクチンを作製し、治験やそれ以降の可能性に対して十分な量の候補ワクチンを供給しました。