1月30日から第 152 回 執行理事会が開催されます。 検討議題のひとつである「緊急事態への備えと対応の強化」のドラフトにおいて、より安全な世界を共に構築するため、以下の 10 提案が公表されました。
- 執行理事会の常設委員会および世界保健総会の緊急事態に関する主要委員会を補完するため「世界保健緊急事態評議会」の設立
- 国際保健規則(2005年)の的を絞った改正
- ユニバーサルヘルスおよび準備審査の規模拡大と独立したモニタリングの強化
- 健康危機管理人材の強化
- 保健緊急事態への準備と対応の戦略的計画
- 共同サーベイランス、コミュニティ保護、安全でスケーラブルなケア、医療対策へのアクセス、緊急時の調整などの強化
- ファイナンスと医療の意思決定者間の連携を強化
- パンデミック基金を強化し、十分な資金提供。
- 迅速に拡張可能で持続可能な緊急対応に利用できる資金拡大
- WHOの世界的HEPRアーキテクチャのセンター化
(注) HEPR : Health Emergency Preparedness and Response Program (保健危機への備えと対応にかかる包括的プログラム)