各国政府は、WHO国際保健規則2005 (IHR) の改正に向けた前進に合意し、この世界的に合意された文書に対して各国から提案された 300 以上の修正案に関する 第一回 集中協議を開催しました。 修正案は、COVID-19パンデミックによってもたらされた課題に対応するものです。
この会合では、各国政府から提案された 307 の改正案の背後にある意図を聞き、それぞれについて意見を交換しました。 現在進行中のパンデミックは、世界をより安全にするために、各国が協力し合い、WHOの重要な活動を支援することの重要性を浮き彫りにしています。 今週の会議での議論の進展は、各国がこのプロセスを成功させるための責任を理解していることを明確に示しています。 IHRの締約国でもあるWHOの 194 の加盟国は、1 週間の会議を通じて、特に低所得国での能力強化、病原体の共有から生じる利益へのアクセス、医療対策への公平なアクセス、協力と情報共有の強化の重要性を訴えました。
IHRの改正プロセスと並行して、各国政府はパンデミック協定 (accord) とも呼ばれる、パンデミックの予防、準備、対応に関するWHO文書の起草についても交渉しています。
各国政府は2023年 2月27日から 3月 3日にかけて会合を開き、協定のゼロドラフトを検討する予定です。
