WHO事務局長とWHO結核市民社会タスクフォース (CSTF) とは、結核に関する国連マルチステークホルダー公聴会と 第 2 回 国連総会ハイレベル会合 (UNHLM) の準備に役立つよう、加盟国やその他のステークホルダーの優先事項を強調する共同声明を発表しまし、加盟国、パートナー、国際機関、地域社会に対し、以下の行動の必要性を強調しています。
<要旨>
- 結核をなくすための十分かつ持続可能な資金を動員する。
- 大胆な戦略で、結核の予防とケアへの普遍的なアクセスを確保する最新のアプローチに基づく、人々を中心とした行動の加速を確保する (COVID-19パンデミックへの対応からの教訓を生かす) 。
- 強力なプライマリーヘルスケアを備えた国の結核対策のあらゆる側面において、市民社会、結核の影響を受けたコミュニティ、結核サバイバーが対等なパートナーとして関わることを強化する。
- すべてのセクターとステークホルダーが協力し、すべての結核高負担国においてハイレベルな多部門の説明責任メカニズムを確立し維持することを奨励する。これは、WHOの多部門説明責任の枠組みに沿ったものである。
- 安全で効果的な結核ワクチンの開発を加速させ、利用可能になった後は、その公平な世界的アクセスを促進する。