6月 7日から 9日にかけて、ジュネーブのWHO本部で、アフリカ ・ トリパノソーマ症根絶に関する 第 5 回 WHOステークホルダー会議が開催されました。
2022年に流行国からWHOに報告されたアフリカ ・ トリパノソーマ症の患者数は合計 837 人で、5 年連続で 1,000 人を下回ったことを発表しました。 そのうち、799 人がガンビア ・ トリパノソーマ 、38 人がローデシア ・ トリパノソーマでした。
WHOの「顧みられない熱帯病に関する2021 – 2030年のロードマップ」では、公衆衛生上の問題として、ガンビア型は感染防止対象となっており、ローデシア型は根絶の対象となっています。
これまでに、ガンビア型の根絶を達成した国として、コートジボワール (2020) 、トーゴ (2020) 、ベナン (2021) 、赤道ギニア (2022) 、ウガンダ (2022) 、ガーナ (2023) の 6 カ国、ローデシア型の根絶を果たした国としてルワンダが2022年に検証されています。