WHOはコロナ ・ オミクロン株 EG.5 を「注目すべき変異株 (VOI) 」に指定しました。 感染力や重症化率が他の変異株より高い可能性があるため、警戒が必要なことを意味しています。 ただし、WHOは現段階では公衆衛生上の脅威がより大きいとはみなしておらず、EG.5 と重症化率上昇の間に、直接の因果関係を証明する要素はないとしています。
2023年 8月 7日現在、51 カ国から 7354 配列の EG.5 が確認されており、WHOとその SARS-CoV-2 進化に関する技術諮問グループ (TAG-VE) は、EG.5 の重症度に関する不確実性に対処するため、加盟国に対し、優先順位をつけて具体的な行動をとるよう引き続き勧告しています。