『HRP、WHO、UNDP、UNFPA、世界銀行による 2023 共同声明 (抜粋) 』
ユニバーサルヘルスカバレッジ (UHC) 、特に性と生殖に関する健康と権利 (SRHR) の達成に向けたグローバルな取り組みにとって、様々な不平等が引き続き根本的な課題となっており、これらの不平等には、入手可能な最新のデータに基づくと、以下のようなものがあります。
- 避妊の必要性が満たされていない生殖年齢 (15~49歳) の女性は、世界で 1 億 6,400 万人
- 毎日 100 万人以上が新たに性感染症 (STI) に感染。
- 毎年、ヒトパピローマウイルス (HPV) 感染は、推定 53 万人の子宮頸がん患者と 27 万人の死亡の原因。
- 毎年 65 万人が、HIVが原因で死亡。
- 毎日 800 人近くの女性が、妊娠・出産に関連する予防可能な原因で死亡。
世界人口の半数以上が必要不可欠な保健サービスを利用できず、医療従事者不足は2030年までに 1,000 万人に達すると推定され、医療施設で受けるサービスやヘルスケアに加えて、それを補完することができる「利用しやすく、受け入れやすく、手頃な価格」のヘルスケアの選択肢を増やすことで、個人の主体性を高め、健康の不平等を是正する大きな可能性を秘めています。
セルフケア介入は、すべての人の SRHR 達成を加速するための最も革新的かつ効率的なアプローチの一つです。