WHOは、UNFPA (国連人口基金) 、ユニセフ、OHCHR (国連人権高等弁務官事務所) 、UN Women (国連女性機関) と共に、女性性器切除 (FGM : Female Genital Mutilation) に関する共同声明を発表しました。
女性器切除は、女性と女児の権利を侵害するものであり、その心身の健康を危険にさらし、健康で充実した生活を送る可能性を制限するものです。女性性器切除は、深刻な痛み、出血、感染症などのリスクを高め、出産時のリスクを含め、後に健康上の合併症を引き起こし、新生児の命を危険にさらす可能性があります。
2月 6日は国連が制定した女性性器切除 (FGM) の根絶のための国際デー (International Day of Zero Tolerance for FGM) です。
現在、2 億人以上の少女と女性が、女性器切除を受けた後、生き続けています。 今年は新たに約 440 万人の少女がその危険にさらされ、これは毎日 12,000 件以上のケースに相当します。
UNFPAとユニセフは、「FGM根絶に関する国際共同プログラム」の主導機関として、OHCHR、UN Women、WHO、そしてその他の国連機関は、コミュニティの擁護者およびリーダーとして生存者との連携に断固として取り組み続け、その一方で、生存者の声や視点が FGM の予防と対応プログラムに確実に反映されるようにしています。