SRH : Sexual and Reproductive Health 部門ディレクター ; パスカール ･ アロティ氏のメッセージ、要旨
- 2024年は、人口と開発に関する国際会議の、人口抑制という以前の懸念から大きく脱却し、今日の私たちの指針となる性と生殖に関する健康への権利に基づく現代的なアプローチを確立してから 30 年目となる。
- 脱却から 10 年目の2004年、第 57 回 世界保健総会で、WHO 初のリプロダクティブ ･ ヘルス戦略である「国際開発目標達成に向けた前進を加速するためのリプロダクティブ ･ ヘルス戦略」が採択され、包括的な性と生殖に関する保健サービスの提供は、ユニバーサル ･ ヘルス ･ カバレッジにおけるプライマリー ･ ヘルスケアシステムの全体的な強さと有効性の指標となる。
- 包括的な SRH サービスを提供できる健康システムは、サービス提供、人材育成、インフラ整備、製品 ･ 機器へのアクセス、医療情報システムなどの分野において、効果的に能力を発揮する。
- ヒューマン ･ リプロダクション ･ プログラム HRP (Human Reproduction Programme) が、国連開発計画 (UNDP) 、国連人口基金 (UNFPA) 、ユニセフ、世界保健機関 (WHO) 、世界銀行を協賛団体とする広範な組織連合の一員として、すべての人の性と生殖に関する健康と権利の確保に取り組んでいることを、誇りに思う。
- 今年は、SRH サービスを向上させるための画期的なソリューションを活用する年としたい。
