2024年 3月 6 ~ 7日にマドリッドで開催されたWHO気候変動と健康に関する研修 (CCH : climate change and health) には、77 カ国から 160 名を超える代表者が参加しました。
この研修では、気候変動の脆弱性と適応 (V & A : vulnerability and adaptation) の評価、気候変動資金へのアクセス、国家決定貢献 (NDC : Nationally Determined Contributions) への保健の統合、保健医療国家適応計画 (HNAPs : Health National Adaptation Plans) 、気候変動に強く環境的に持続可能な保健医療システムと施設の構築、温室効果ガス (GHG) 排出量の測定など、気候変動と健康に関する幅広いトピックが取り上げられました。
参加者は、長期的低排出開発戦略 (LT-LEDS) 、低炭素持続可能な保健システム (LCSHS) のための行動計画、CCHのコミュニケーションとアドボカシー、保健医療施設における温室効果ガス排出量の評価など、新たなトピックを含め、継続的な技術能力開発の必要性を強調し、研修後のフィードバックで、WHO の CCH 研修が各自の関連業務に有益な影響を与えたことへの強い感謝の声が寄せられました。