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医療技術と医療機器へのアクセスを促進する MeDevIS プラットフォーム

医療で使用される医療技術の数は増えており、その複雑さも増しているため、医療従事者や患者にとって、その扱いが難しくなっています。 医療機器は、グローバルで 1 万種類以上ありますが、現状では、主要な国際機関、規制機関、ドナー機関が作成する情報源は複数に分かれており、利用者が最も信頼できるデータを見極めて活用することは困難です。

世界保健機関 (WHO) は、医療機器に関する情報を提供する世界初のオープンアクセス情報センターであるMeDevIS (Medical Devices Information System) と呼ばれるオンラインプラットフォームを導入しました。 この MeDevIS プラットフォームには、生殖、妊産婦、新生児、小児の健康、がん、心血管疾患、糖尿病などの非感染性疾患、Covid-19などの感染症など、幅広い健康問題に使用される 2,301 種類の医療機器が含まれています。

MeDevIS では、ユーザーが必要とする医療機器の種類、医療機器をサポートするヘルスケアシステムのレベル (地域病院や専門病院など) 、医療機器の範囲、必要なインフラなどをチェックすることができま、政府や規制当局、ユーザーが病気や健康状態の診断、検査、治療のために医療機器を選択、調達、使用する際の意思決定を支援することを目的として導入されました。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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