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2023年、世界の 11 人に 1 人が飢餓に直面 (国連報告書)

国連の 5 つの専門機関 (国連食糧農業機関 (FAO) 、国際農業開発基金 (IFAD) 、国連児童基金 (ユニセフ) 、国連世界食糧計画 (WFP) 、世界保健機関 (WHO) ) が発表した最新の「世界の食料安全保障と栄養の現状 (State of Food Security and Nutrition in the World Report : SOFI) 」報告書によると、2023年には約 7 億 3,300 万人が飢餓に直面しており、これは世界全体では 11 人に 1 人、アフリカでは 5 人に 1 人に相当します。

G20 タスクフォース閣僚会合に関連して発表されたこの年次報告書は、2030年までに持続可能な開発目標 (SDG) 2「飢餓ゼロ」を達成するには、世界が大きく遅れをとっていると警告しています。

「SDG2 : 飢餓ゼロ」を達成するためには、農業食糧システムの変革 ・ 強化、不平等への取り組み、すべての人が手頃な価格で利用できる健康的な食生活の確保など、多面的なアプローチが必要であり、食料安全保障と栄養のための資金調達の定義を明確かつ標準化し、より費用対効果の高い資金調達の拡大を求めています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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