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コレラ、外部情勢報告 第 17 報 (2024年 8月15日)

2024年 1月 1日から 7月28日までに、WHOの 5 つの地域にまたがる 26 カ国から、累計 307,433 人のコレラ患者と 2,326 人の死亡者が報告されました。 この間、西太平洋地域ではアウトブレイクの報告はありませんでした。

患者数が最も多く報告されたのは東地中海地域 (188,321 例、6 カ国) 、次いでアフリカ地域 (111,168 例、14 カ国) 、東南アジア地域 (5,052 例、4 カ国) 、南北アメリカ地域 (2,672 例、1 カ国) 、ヨーロッパ地域 (220 例、1 カ国) でした。

コレラ対策は、経口コレラ ・ ワクチン (OCV) の危機的な不足の影響を受け続けています。 2023年 1 月以降、18 カ国から 1 億 500 万回分の需要があり、この間に生産された 5500 万回分のほぼ 2 倍となっています。

WHO は、2023年 1月にコレラの世界的な再流行を、WHO の緊急事態の内部レベルでは最も高いグレード 3 の緊急事態に分類しました。 アウトブレイクの数や地理的な拡大、ワクチンやその他の資源の不足を踏まえ、WHO は引き続き世界レベルでのリスクを非常に高いと評価し、引き続きグレード 3 の緊急事態に分類しています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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