世界人道デー (8月19日) を迎えるにあたり、WHO ヨーロッパ地域で現在も続いている最大の緊急事態の一つにおいて、1940 件の医療施設への攻撃という悲惨な出来事を、世界に思い出してもらいたいと考えています。
これは、WHO がこれまでに記録した世界規模の人道的緊急事態の中で最大の数字です。
昨年は、医療従事者や患者の死者は 24 人でしたが、2024年の最初の 7 ヵ月半の間に、合計 34 人が医療施設への攻撃で死亡しています。
継続的な人道的ニーズに対応するため、本格的な戦争が始まって以来、WHO は救急車、医薬品、発電機を含む約 3,750 トンの医療物資を国内各地に配布してきました。
ウクライナの医療従事者は正真正銘のヒーローです。 攻撃が続いているにもかかわらず、あらゆる困難にもかかわらず、彼らは何度も何度も立ち上がるのです。
世界人道デーに、そして毎日、私たち WHO は彼らに敬意を表し、今も、そしてこれからも、彼らの支えとなることを誓います。