2017年に発足した「健康都市パートナーシップ」は、非感染性疾患や傷害の予防に取り組む 74 都市のグローバルネットワークで、ブルームバーグ ・ フィランソロピーの支援を受け、世界保健機関(WHO) およびバイタル ・ ストラテジーズとの提携により、世界中の都市が地域社会における非感染性疾患と傷害を減らすために、大きな影響力を持つ政策やプログラムによる介入を実施できるよう支援しています。
パリにおいて毎年開催される、健康都市パートナーシップサミットで、非感染性疾患や傷害の予防における功績が認められた以下の3都市が表彰されました。
- アルゼンチンのコルドバ市は、2026年までにすべての学校から砂糖や人工甘味料入りの飲料、超加工食品を排除し、健康的な学校給食環境を推進することを約束する新しい政策を可決。
- ブラジルのフォルタレザは、大気質監視に関する同市初の法的枠組みを確立。
- イギリスのグレーター ・ マンチェスターでは、喫煙を減らす取り組みの一環として、6.5 エーカーの公共スペースをカバーする同市初の禁煙公園を開設するなど、屋外の禁煙エリアの数を拡大。また、意思決定を支援するために住民との一連の地域協議やワークショップを実施し、国民保健サービス(NHS)の病院や施設向けに禁煙ツールキットとコミュニケーションガイダンスを立ち上げ。