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アフガニスタン、WHO 支援施設の 80 % が 6月までに閉鎖の危機に

アフガニスタンでは2025年 3月 4日現在、資金不足により 167 の保健医療施設が閉鎖され、25 の州にまたがる 160 万人の人々が救命医療を受けられなくなっており、緊急の介入がなければ、6月までにさらに 220 以上の施設が閉鎖され、180 万人がプライマリーヘルスケアを受けられなくなる可能性があります。 最も深刻な影響を受けているアフガニスタン北部、西部、北東部では、ヘルスケアセンターの 3 分の 1 以上が閉鎖されており、差し迫った人道的危機が迫っているという警鐘が鳴らされています。

アフガニスタンは、麻疹、マラリア、デング熱、ポリオ、クリミア ・ コンゴ出血熱などの複数の健康上の緊急事態と闘っており、機能している保健医療施設がなければ、これらの病気の抑制は著しく妨げられます。 2025年の最初の 2 か月間には、111 人の死亡者を含む 16,000 人以上の麻疹の疑い例が報告され、予防接種率が極めて低いレベルであるため、子供たちは予防可能な病気や死亡のリスクが高まっています。

これらのことは、アフガニスタンのヘルスケアシステムの強化に長年かけて築き上げてきたものを台無しにしてしまうかもしれない人道的危機なのです。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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