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スリナム、マラリア撲滅国に認定

アマゾン地域で初めて、スリナムが世界保健機関 (WHO) からマラリア撲滅の認定を受けた国となりました。 この歴史的な快挙は、スリナム政府と国民が、広大な熱帯雨林と多様なコミュニティからこの病気を根絶するために 70 年近くも取り組んできた成果です。
マラリア撲滅の認定は、国内での感染の連鎖が少なくとも過去 3 年間にわたって中断されていることを合理的な疑いの余地なく証明した場合に、WHO によって付与されます。
スリナムのこの成功は、アマゾン川流域や熱帯大陸諸国という困難な状況においても、マラリア撲滅が可能であることを実証しました。
スリナムのマラリア撲滅認定は、2030 年までに南北アメリカ大陸の各国でマラリアを含む 30 以上の感染性疾患を撲滅することを目指す PAHO の疾病撲滅イニシアチブ の推進において重要な役割を果たしています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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