WHO は新たな動画『私たちの健康、私たちの権利 : 障害のある方々の健康格差解消に向けて』を制作しました。
本取り組みは、WHO 障害政策評価の主要な提言、すなわち健康政策と制度の形成において障害のある方々の組織との連携と参加を深化させることを直接的な背景としています。
本動画では、13 億人 (世界人口の 6 人に 1 人) が重大な障害を抱えているにも拘らず、依然として深刻かつ予防可能な健康格差に直面している障害者、医療従事者、WHO 職員の声を現状を浮き彫りにして伝えます。 このような個人の体験談を通じて「こうした不平等は障害そのものではなく、医療システムや社会に存在する障壁によって引き起こされている」という、核心的なメッセージを強調しています。 健康は人権であり、障害者の生活に影響を与える決定には、必ず本人たちの意見を聴取しなければならないということです。
12月 3日の国際障害者デーに広く共有されたこのビデオは、すでに世界中の政策立案者、パートナー、そして支援者に届き始めていて、このビデオは、障害者を包摂する保健システムの推進と、変革を推進する代表団体の役割強化のための重要なツールとして、活用され続けるでしょう。
