世界保健総会は、将来の感染症の危機から世界を守るために、パンデミックの予防、準備、対応を強化するための世界保健機関 (WHO) の定款に基づく条約、協定、その他の国際的な手段を起草し、交渉するための世界的なプロセスを開始することを決定しました。
保健総会は、1948年のWHO設立以来 2 度目となる特別会合を開催し、”The World Together “と題した単独の決定を採択しました。 この決定は、パンデミックの予防、準備、対応に関するWHOの条約、協定、その他の国際文書を起草、政府間交渉機関 (INB) を設立し、WHO定款第 19 条、またはINBが適切と判断する定款の他の条項に基づく採択を目指すものです。
INBは2022年 3月 1日までに第 1 回会合を開催し (作業方法とスケジュールについて合意する) 、2022年 8月 1日までに第 2 回会合を開催し (作業草案の進捗状況について議論する) 、また、審議のために公聴会を開催し、2023年の第 76 回世界保健総会で進捗報告を行い、2024年の第 77 回世界保健総会での審議に向けて成果を提出することになっています。