2020年6月初旬、WHOは、COVID-19感染者と接触した場合の追跡に関するオンライングローバル協議を開催しました。これまでのパンデミックの教訓を踏まえ、従来からの実践に加えて緊急時の実践として接触者追跡の緊急実施、スケールアップ、維持、強化に必要な措置を検討しました。
今回公表された報告書は、WHOとGOARN (注) のCOVID 19対応関係者による会議の審議と主要な提言をまとめたものです。感染者との接触の対応を強化する方法や、パートナー間の協力と調整をさらに向上させるよう、運用経験の見直しなどを取り上げています。
(注) Global Outbreak Alert and Response Network世界保健機関 (WHO) やパートナー機関により設立されたエボラ出血熱等の国際感染症の危機発生時に世界屈指の感染症対策チームを迅速に派遣・運営する国際的な枠組み。
