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WHO : 手指消毒など感染対策の強化を

WHOは、各国の感染予防 ・ 管理プログラムの実施状況に関して調査を行い、高所得国と低所得国の間にある、手指衛生やその他の感染予防 ・ 管理手段の格差を解消することが緊急に必要であるとしました。

COVID-19は、手指衛生習慣がいかに重要であるかを劇的に示しました。適切な手指衛生は、医療現場で発生するあらゆる感染症や、抗菌薬耐性の蔓延、その他の新たな健康上の脅威を防ぐためにも不可欠です。低所得国では、ICUで感染のリスクが高い患者を治療する際に、適切な手指衛生を実践している医療従事者が10人に1人しかいないことが挙げられますが、これは単に設備が整っていないためです。

医療施設におけるWASHに関する2020WHO進捗レポートでは、世界の医療施設の4つに1つは基本的な水の供給がなく、3つに1つは医療現場での手指衛生用品が不足していることが明らかになりました。

さらに、WHOが88カ国を対象に実施した前述の調査によると、手指衛生や感染予防 ・ 対策プログラムの進捗状況、特に実際の実施状況については、中高所得国に比べて低所得国の方が著しく低い結果となりました。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

調査報告の詳細はScienceのウエブサイトをご覧ください。

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