小島嶼開発途上国 (SIDS : Small Island Developing States) は、気候変動により、深刻な健康上の脅威に直面しています。気温の上昇、降水パターンの変化、海面の上昇、異常気象により、負傷者、死亡者、食糧不安、媒介性疾患、水系疾患、食中毒などのリスクが高まっています。
課題山積の中で、島嶼国は世界の気温上昇を1.5℃に抑えることを提唱し、対応策を実施し、気候変動に強く、環境面からも持続可能な保健システムを構築することで、気候変動への世界的な対応をけん引しています。
今回発表された新しいSIDSダイナミックデータ ・ ダッシュボードは、気候変動による健康上の脅威に対する島嶼国の進捗状況を示しています。