世界銀行グループ、国際通貨基金、WHO、世界貿易機関は、「COVID-19 発展途上国のためのワクチン、治療薬、診断薬に関するタスクフォース」の初会合を開催し、以下の共同声明を発表しました。
開発途上国で入手できるワクチン、治療薬、診断薬、配送支援などが十分でないことを深く憂慮し、すぐに緊急の行動が必要だとし、G20諸国に次のことを呼びかけました。
- ワクチン接種率を2021年末までにすべての国で少なくとも 40 %、2022年前半までに少なくとも 60 %という目標を受け入れること。
- 2021年に少なくとも10億回分のワクチンを途上国に提供することを含め、より多くのワクチンを今すぐ共有する。
- ACT-Acceleratorの計画未達のギャップを埋めるために、資金を提供する。
- ワクチンの輸出、およびサプライチェーンの運営に関わる障害をすべて取り除くこと。