WHOは、患者ケアガイドラインを更新し、COVID-19で重症または重篤な状態にある患者において、特にコルチコステロイドとの併用で救命効果を発揮するインターロイキン 6 受容体拮抗薬を追加しました。

これは、WHOが開始したプロスペクティブ ･ ネットワーク ･ メタアナリシスとリビング ･ ネットワーク ･ メタアナリシスの結果であり、このような薬剤に関する分析としてはこれまでで最大のものです。27 の臨床試験に登録された 1 万人以上の患者のデータが検討されました。

これは、WHOが 2020年 9 月に副腎皮質ホルモンを推奨して以来、COVID-19に有効であることが判明した初めての薬剤です。

COVID-19を発症した重症または重篤な患者は、免疫系の過剰反応に悩まされることが多く、これは患者の健康に非常に悪影響を及ぼす可能性があります。インターロイキン 6 阻害薬であるtocilizumabとsarilumabは、この過剰反応を抑制する作用があります。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

ガイドライン「Therapeutics and COVID-19: living guideline」の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。