WHOによると、顧みられない熱帯病 (NTDs) に対する保健サービスが深刻な混乱に陥っており、2015年以降、毎年 10 億人以上が治療を受けていたのに対し、大規模な治療活動で治療を受けていた人が減少しています。
NTDs対策部の戦略的オペレーションユニット長であるAfework H. Tekle博士は、「混乱は広範囲に及んでおり、地域社会の対応や大規模な治療プログラムは 60 % の国で影響を受けています。NTDプログラムは、生産の遅れ、リスクのある人々や感染者を治療するために寄付された医薬品の出荷 ・ 配送の中断、必須の物資を他の目的に流用するなど、パンデミックに伴う様々な要因への対処を余儀なくされました」と述べています。