WHO西太平洋地域 (WPRO) では、2019年に 180 万人が結核に罹患し、9 万人が亡くなったと推定されています。 専門家は、全結核症例の 20 % が診断されず、報告されていないのが実態と推定しています。
2015年から2019年の間に、地域の結核罹患率と死亡率はそれぞれ 6 % と 17 % 減少しました。 しかし、「結核撲滅戦略 (The End TB Strategy) 」の2025年の目標である、2015年と比較して結核死亡者数を 75 % 、新規結核患者数を 50 % 削減し、結核による巨額の損失をゼロにするためには、進捗が遅すぎます。
WHO西太平洋地域の保健医療関係者は、年次総会の最終日に、結核による負担を軽減する決議を採択しました。