日本WHO協会は1965年に設立され、保健医療分野の国連専門機関である世界保健機関(World Health Organization:WHO)が実施している活動や有益な情報を多くの人たちに知っていただくという活動を行ってきました。
2012年に公益社団法人となりましたが、日本WHO協会はWHOの日本支部ではなく、WHOの理念に賛同し、WHOとの連携のもとで国内外において健康増進活動を行っている民間の法人です。英語名は、Friends of WHO Japanです。
世界の人びとの健康を守るために地球市民の一員として、WHOをはじめとする国際機関、国、地方自治体、企業、団体、NPO/NGOなどと協働しつつ、だれひとり取り残されない「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成をめざして活動しています。
具体的には、WHO西太平洋地域事務所(WPRO)、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)と連携し、WHOの活動紹介を行い、WHOファクトシートの全訳をめざすとともに、ホームページを充実し、WHOに関する日本語情報のワンストップ・サービスを提供しています。
また、機関誌『目で見るWHO』や定期セミナー『関西グローバルヘルスの集い(KGH)』などを通じて、WHOやグローバルヘルスに関連する医療機関、病院、大学、民間企業や団体、NGO/NPOなどとのネットワークを強化しています。とくに、グローバルヘルスをめざす人材の育成を推進するために、WHOインターンシップ対象者に対する支援を積極的に実施しています。
私たちの活動の原資は、市民の方々からのご寄付や会費収入から成り立っています。ぜひ、皆さま方のご協力をお願いいたします。