沿革

公益社団法人日本WHO協会のあゆみ

第二次世界大戦後の硝煙さめやらぬ1946年7月22日、世界の61カ国がニューヨークに集い、すべての人々が最高の健康水準に達するためには、何をすべきかを話し合い、その原則を取り決めた憲章が採択され、1948年4月7日国連の専門機関として世界保健機関WHOが発足しました。

当協会はこのWHO憲章の精神に賛同した人々により、1965年に民間のWHO支援組織として設立され、グローバルな視野から人類の健康を考え、WHO精神の普及と人々の健康増進につながる諸活動を展開してまいりました。

公益社団法人日本WHO協会のあゆみ

※は世界保健機関(WHO)の沿革

1948年 ※ 国連の専門機関として世界保健機関 (WHO) が設立し、「WHO 憲章」が発効した。
1965年 WHO憲章の精神普及を目的とする社団法人日本WHO協会の設立が認可された ( 本部京都 ) 。WHO講演会等の事業活動を開始。
1966年 「世界保健デー記念大会」開催事業を開始。
1968年 機関誌「目で見るWHO」創刊号発行。
1970年 小中学生を対象に保健衛生に関する作文コンクール事業を開始。
1981年 老年問題に関する神戸国際シンポジウムを実施。
1985年 WHO 健康相談室を開設、中高年向け健康体操教室を実施。
1994年 海外のWHO 関連研究者への研究費助成事業を実施。
1996年 ※ WHO 健康開発総合研究センター ( WHO 神戸センター ) 開設。
1998年 京都にて WHO 創設 50 周年シンポジウム「健やかで豊かな長寿社会を目指して」を実施。
2000年 全国各地に支部が設立され、健康フォーラム事業などを展開。
2004年 業務運営とWHO のロゴ使用に関して、厚生労働省より改善勧告を受ける。
2005年 倫理委員会を設置し、すべての支部を閉鎖。
2007年 事務局を京都より大阪市に移転。翌年 2008年に事務局を現在の大阪商工会議所内に移転。
2009年 『目で見るWHO』を復刊し、健康に関するセミナーを実施。
2010年 關淳一氏(元大阪市長)が理事長に就任し、組織体制を一新。
WHO 神戸センターのクマレサン所長を招き、フォーラム「WHO と日本」を実施。
2011年 メールマガジンの配信を開始。WHO インターンシップ支援助成を開始。
2012年 公益社団法人格を取得。WHO 神戸センターのロス所長を招き、禁煙セミナーを実施。
2013年 第 5 回アフリカ開発会議 ( TICADV ) 公式サイドイベントとしてフォーラムを実施。
2014年 WHO本部から発信されるファクトシートの翻訳出版権を付与される。
2019年 ワンワールド・フェスティバル(大阪市)に参加。
グローバルヘルス研究会「関西グローバルヘルスの集い」開始。
英語名称を、Friends of WHO Japan に変更。
2020年 ラオス小児外科プロジェクト開始。
医療従事者応援はがきプロジェクト開始。
2022年 「世界保健デー」イベントが復活

歴代会長・理事長、副会長・副理事長 (在職期間)

日本WHO協会役員紹介一覧表
会長・理事長 中野 種一郎 (1965 – 73)
平沢 興  (1974 – 75)
奥田 東  (1976 – 88)
澤田 敏男 (1989 – 92)
西島 安則 (1993 – 06)
忌部 実 (2006 – 07)
宇佐美 登 (2007 – 09)
關 淳一  (2010 – 18)
中村 安秀 (2018 – )
副会長・副理事長 松下 幸之助 (1965 – 68)
野辺地 慶三 (1965 – 68)
尾村 偉久 (1965 – 68)
木村 廉 (1965 – 73)
黒川 武雄 (1965 – 73)
武見 太郎 (1965 – 81)
千 宗室 (1965 – 02)
清水 三郎 (1974 – 95)
花岡 堅而 (1982 – 83)
羽田 春免 (1984 – 91)
佐野 晴洋 (1989 – 95)
河野 貞男 (1989 – 95)
村瀬 敏郎 (1992 – 95)
加治 有恒 (1996 – 98)
坪井 栄考 (1996 – 03)
堀田 進 (1996 – 04)
奥村 百代 (1996 – 03)
末舛 恵一 (1996 – 04)
中野 進 (1998 – 06)
高月 清 (2002 – 06)
北村 李軒 (2002 – 04)
植松 治雄 (2004 – 06)
下村 誠 (2006 – 08)
市橋 誠 (2007)
更家 悠介 (2008 – 12)
(2012年に廃止)
生駒 京子 (2018 – 2023)
更家 悠介 (2018 – )

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