日本WHO協会からのお知らせ

2024年7月 : 医療者応援はがきプロジェクトが始まっています!

ことしも「医療者応援はがきプロジェクト」として、絵やイラストなどの作品募集を行います。 応募できるのは、小学生、中学生、特別支援学校の児童や生徒。 皆さま方のまわりに該当する子どもたちがいれば、ぜひ声をかけてあげてください。 締切は 2024年 9月 16日 です。

https://japan-who.or.jp/about-us/notice/2406-1/

私たちが最初に「医療者応援はがき」に取り組んだのは2020年のこと。 新型コロナウイルス感染症のパンデミック (世界的大流行) により、日本国内では、コロナ患者の治療の最前線にいる医療者に対する差別や偏見が生じていた時期でもありました。 子どもたちの気持ちが込められたハガキを医療機関に直接届けることにより、つらい思いをしている医療従事者への励みになることを期待しました。

子どもたちから、かわいいイラストや、「ありがとう!」の文字が躍っているような、すてきなハガキがたくさん届けられました。 医療機関に直接届けるとともに、多くの人の目に触れるようにハガキをもとにカレンダーも製作しました。 コロナ病棟の医師や看護師さん、保健所の医師や保健師さんから、「子どもたちのハガキを見るたびに気持ちがほっこりします」と大好評でした。

いまは、病院やクリニックを受診したときに感じたことなどをイラストやメッセージにしてハガキを送ってもらっています。 昨年は、祖父母の病気のこと、弟の出産のこと、自分の歯や目の病気のことなど、病気と健康とウェルビーイングをめぐる子どもたちの日常の様子が送られてきました。

コロナの流行時とは状況は異なりますが、医療者と患者や住民の間のふだんからの交流やつながりが大切なことに変わりはありません。 子どもたちの目線からみた医療のすがたを見てみたい。 ことしもどんなハガキが送られてくるのか、いまから楽しみにしています。 ことしは、カレンダーの先行予約も可能になりました。 関心の輪が少しずつ広がっていくことを楽しみにしています。

公益社団法人 日本WHO協会

理事長 中村安秀

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