日本WHO協会からのお知らせ

2026年1月 : レジリエンスに希望と信頼を寄せて

明けましておめでとうございます!

昨年は、『目で見る WHO』、ワン ・ ワールド ・ フェスティバル参加、世界健康デー開催、JANPIA (日本民間公益活動連携機構) の外国人医療に関する事業開始、JICA 関西との共同セミナー「日本 WHO 協会 × JICA 海外協力隊ともに 60 周年の集い」など、皆さま方のご支援とご協力をいただき、さまざまな活動を実施することができ、おかげさまで充実した 1 年となりました。

本年も、さまざまな活動を行っていく予定です。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。

昨年末の12月 8日から20日まで、立命館国際平和ミュージアムで『健康は平和の礎』の展示とセミナーを開催していました。 戦後 80 年という節目の年に、「世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎であり、その成否は、個人と国家の全面的な協力が得られるかどうかにかかっています」という WHO 憲章のことばをテーマにしたイベントを、日本 WHO 協会の発祥の地である京都で開催できたことは大きな意義がありました。 また、WHO 憲章と同じ年の1948年に世界で初めて作られた「母子手帳」がもつ平和への思いについても理解を深めることができました。

第二次世界大戦を経験した直後に、戦禍の灰燼と瓦礫のなかから生まれたWHO憲章と母子手帳。 2 年後の2028年には、WHO 憲章も母子手帳も 80 年目の節目を迎えます。 ともに、世界の人々のいのちと健康を守るためには、さまざまな国や組織による国際協調が必要であり、同時に人々にも自分の健康を守る責務があることを教えてくれます。

残念ながら、昨年も、ウクライナ、ガザだけでなく、スーダン、ミャンマーなど世界各地で戦乱と紛争が拡大して、おさまる気配がありませんでした。 そのうえに、年始から米国によるベネズエラ攻撃が起きました。

一方、世界各地で、さまざまな形の分断が進行するなかで、多様性や包摂をめざした活動や研究が地道に行われています。 アジアやアフリカの厳しい環境のなかで、人々の健康やウェルビーイングを守る活動が継続しています。 大変な状況のなかでも希望を失わず困難に立ち向かっている地元の人々、そしてグローバル世界で活躍する方々の経験知から、私たちの活動の方向性の新しい視座が浮かびあがってくることを期待したいです。 ことしはレジリエンスがもつ可能性に希望と信頼を寄せて、アジアやアフリカの方々との交流をより深めていきたいと思います。

公益社団法人 日本WHO協会

理事長 中村安秀

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