日本WHO協会からのお知らせ

2026年2月 : 日本語が不得手な患者さんに対する医療 (ワン ・ ワールド ・ フェスティバル)

第 33 回 ワン ・ ワールド ・ フェスティバルが 2月 7日 (土) ・8日 (日) に、大阪梅田スカイビルで開催されます。 国内外における国際協力や共生社会の実現に向けて活動している NPO / NGO、政府 ・ 地方自治体、民間企業、大学 ・ 研究機関などが一堂に集まり、交流と意見交換の場を提供しています。

日本 WHO 協会は、大阪梅田スカイビル ・ タワーウェスト 3 階でブース展示を行います。 梅田界隈を通りかかった方は、WHO 協会ブースに気軽に顔を出していただけると幸いです。 皆さま方とお目にかかってお話しできる交流の機会があることを期待しています。

2月 7日 (土) 15 : 00 – 16 : 00には、大阪梅田スカイビル ・ タワーウェスト 22 階で「だれひとり取り残されない外国人医療」セミナーを行います。 昨年から JANPIA (日本民間公益活動連携機構) 事業の実行団体として、日本 WHO 協会と協働している FACIL、CHARM、まなびとの 3 団体に発表していただけることになりました。 貴重な機会となりますので、多くの方にご参加いただけますよう、よろしくお願いします。

さて、日本 WHO 協会では「だれひとり取り残されない外国人医療」というテーマで事業を展開していますが、「外国人医療」という言葉にはいまも違和感があります。 医療は、国籍で区別されるべきものではありません。 また、外国人の中にも流暢な日本語が話せる人も少なくありませんし、一方、海外で生まれ育った日本人が受診したときに日本語は苦手なので英語で説明してほしいとお願いされたこともありました。 問題の根源は、日本語が理解できない、あるいはほとんど話せない人が医療機関を受診したときの患者さんと医療者のコミュニケーションの課題にあります。 医療通訳士という専門職が常駐している病院は、全国でも非常に限られています。 多くの医療機関では、翻訳機器、オンライン医療通訳、ボランティアの通訳者などの助けを借りながら、なんとか保健医療サービスを提供しているのが実情です。

言葉の壁や文化の壁を低くして、日本人でも外国人でも、日本語が不得手で病院に行くのをためらっている人が、医療に必要な多言語情報にアクセスできる環境を整備して、もっと気軽に日本の病院を受診してほしいという思いを込めて、私たちは事業をすすめています。 英語でいえば Limited Japanese Proficiency (日本語が不得手な人) という概念になりますが、それを表現する適切な日本語がなかなか見つかりません。 いい日本語を使っている方 (あるいは、思いつく方) がいれば、ぜひお知らせいただけるとうれしいです。

そして、今後も、私たちの JANPIA 事業の展開を見守っていただけるとありがたいです。 何とぞよろしくお願いします。

公益社団法人 日本WHO協会

理事長 中村安秀

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