2021年度のテーマは「ラオスにおける出生前診断と周産期医療の現況と展望」と題し国際シンポジウムが開催されました。
日本人医師からは日本の出生前診断と周産期医療の現況と展望、実際の症例、そして倫理的課題に関してが発表されました。
ラオス人医師からは、ラオスの出生前診断の限界と必要性について、そして今後ラオスで周産期医療を発展させていくための道筋が明確に示されました。
ディスカッションでは日本人医師とラオス人医師でラオスの出生前診断と周産期医療の課題を ( 1 ) 技術面、( 2 ) 倫理面 、( 3 ) 経済面 の 3 方向からディスカッションが行われました。
小児外科の治療成績をあげ、新生児の死亡率を減らすためには出生前診断と周産期医療の発展は必須課題であり、この課題解決へ向けたラオス人の意欲が非常に感じられる国際シンポジウムとなりました。