日本WHO協会からのお知らせ

【7月27日 (木) 】『関西グローバルヘルスの集い』開催のお知らせ

「関西グローバルヘルス (KGH) の集い」オンラインセミナー第 7 弾 Health For Allへの道 : 平和と紛争 ・ 戦争 (Zoom Webinar)

第 2 回 難民になるということ

◆ 開催趣旨 :

2023年WHO世界保健デーのテーマは「Health For All (すべての人に健康を)」です。

2023年は、WHO設立 75 周年の節目の年にあたります。 第二次世界大戦直後の1948年に採択されたWHO憲章は、「世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎」であると言明していました。

その後、ベトナム戦争が終結して 3 年後の1978年に開催されたアルマアタ会議で「Health for All by the year 2000 (2000年までにすべての人に健康を!) 」という有名なスローガンが提唱されました。 その具体的な戦略がプライマリヘルスケア (Primary Health Care : PHC) でした。健康が基本的人権であると明言し、保健医療の公平な提供をめざし、住民参加のもとで保健医療のあり方を地域の中で実践していく際の理念と原則を明確に打ち出しました。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) がやっと収まりつつある2023年に、WHOが「Health For All」を世界保健デーのテーマに選んだことに、大きな意義があります。 いまこそ、健康はすべての人にとっても最も大切な基本的人権のひとつであり、それを守ることは平和につながるのだという原点に立ち返る必要があります。

「関西グローバルヘルスの集い (KGH) 」第 7 弾では、平和というキーワードをもとに、Health For Allは決して見果てぬ夢ではないというポジティブ思考で、ポストコロナ時代の健康とウェルビーイングのあり方を考えていきたいと思います。

7月は、保健医療支援を長年にわたり継続してきた、おふたりの医療者の方から、ミャンマー難民、アフガニスタンのお話しを伺います。 紛争や戦争と平和について考えるまたとない機会です。 皆さま方の積極的なご参加を心からお待ちしています。

◆ 日時 : 2023年 7月27日 (木) 19 : 00 ~ 20 : 30
◆ 話題提供 :
  • 「難民になるということ」   小林潤氏 (琉球大学 教授、メータオクリニック支援の会 代表理事)
  • 「アフガニスタン : 戦禍からの再生 ・ 希望への架け橋」  レシャード ・ カレッド氏 (NPO法人カレーズの会 理事長)
◆参加方法 : 申込フォームからお申込み下さい。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_LAj0HlzxRkebHM7WwUvKgw

※ ライブ配信後、1週間の見逃し配信を行います。見逃し配信を視聴される方も、事前登録をお願いいたします。

◆問合わせ先 : メールでお問合せ下さい。
kansai.gh.tsudoi@gmail.com

※ 前回の配信時には、システムトラブルが生じ、大変ご迷惑をおかけいたしました。 システムを改修しましたので、また引き続きご参加いただけますと幸いです。

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