WHOの組織

WHOの組織

 WHO本部はスイスのジュネーブにあり、最高意思決定機関は、194の全加盟国・地域の代表で構成される「世界保健総会(World Health Assembly:WHA)」です。総会の下部機関として、34か国の執行理事から構成される「WHO執行理事会」は、WHO総会での決議や政策を有効に促進し、WHO総会へ助言や提案を行う役割を担っている。事務局は、事務局長(2017年からはテドロス・アダノム氏、日本人では、1988年から98年まで中嶋宏氏が事務局長を務めました)をトップとし、6つの地域事務局(米州、アフリカ、南東アジア、欧州、東地中海、西太平洋)があり、世界各地に約150か所のWHO事務所があります。

 職員数は7,000人を超え、出身国は150か国以上にのぼります。2018-2019年度(2年間)の事業計画予算額は約44億ドルでした。加盟国の分担金(通常予算)のほかに、任意拠出金(特定の地域や疾病対策プログラムに用途を絞ることもできる)があり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などが大口の出資者となっています。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中