5歳未満の死亡率

重要事項

  • 2020年には 500 万人の 5 歳未満児が死亡したと推定されていますが、そのほとんどは予防可能で治療可能な原因によるものでした。 そのうち新生児(生後 28 日以内)の死亡は約半数の 240 万人でした。
  • 世界の 5 歳未満児死亡率 (U5MR) は、2020年には出生 1,000 人あたり 37 人に低下しましたが、サハラ以南の子どもたちの死亡率は世界で最も高い水準のままで、1,000 人あたり 74 人となっており、欧州や北米の子どもたちの死亡率の 14倍となっています。
  • 5 歳未満の子どもの主要な死因は、早産の合併症、出生時仮死 / 外傷、肺炎、下痢、マラリアであり、これらはすべて、費用がかからない保健衛生のケアで予防と治療が可能です。
  • 小児および青少年のSARS-CoV-2感染は、成人と比較して重症度が低く、死亡数も少ないのが特徴です。 さらに、最も年齢が行かない子どもたちは最も脆弱性が小さく、5 歳未満の子どもの世界的な死亡者数の 0.1 % 未満( 1,902人 )にとどまります [1] 。

[1] WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard | WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard With Vaccination Data (https://covid19.who.int/measures); last accessed 17 December 2021.

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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