クリミア・コンゴ出血熱
重要事項
- クリミア・コンゴ出血熱(CCHF)ウィルスは、深刻なウィルス性出血熱を引き起こします。
- CCHF流行による致死率は、40%にのぼります。
- そのウィルスは、主としてダニや家畜動物を媒介し人間に感染します。ヒトからヒトの感染は、感染者の血液や分泌物、臓器や他の体液との密接な接触によって起きる可能性があります。
- CCHFは、アフリカ、バルカン諸国、中東及びアジアにおいて、北緯50度以南の国々で流行しています。
- 人間にも動物にも有効なワクチンはありません。
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。